数年前にオーダーされたというCombatのカスタムギターのピックアップ交換、セットアップ、軽量化を行いました。
こちら作業後の写真です。
FISHMANのFluenceに交換。もともと付いていたセンターのピックアップは取り外しダミーでカバーのみ付いています。
ピックアップ以外にご相談いただいたのは、楽器そのものが重たいということ。トップはメイプルでバック材はホワイトアッシュという組み合わせのため楽器全体では4.2kg程、ボディのみでは画像の通り2.3kg程でした。
軽量化のアプローチも色々とあるかと思いますが、今回はご相談の結果、見た目に影響がなく作業コストも最も少なくて済む『ピックガードで隠れる部分を切削する』という方法をとりました。
ピックガードの取り付けビス穴部分を残しつつ、加工な限りルーターで切削し200g弱軽くすることができました。
これだけ切削するのでサウンドにも影響してきますが今回はそれよりも軽量化優先という合意のもと進めさせていただいております。
何か思い切ったことをするにはトレードオフは付き物ですよね。
と言いつつ、そこまで音にはんかがない場合もあります。(感じ方の個人差もありますからね)
Fluenceの配線はこんな感じ。アクティブピックアップですがコイルタップも可能です。
音もマグネティックのニュアンスに限りなく近く、且つアクティブなのでノイズレスという素晴らしいピックアップです。
アクティブピックアップご興味ある方はオススメです。
全ての作業を終えて重量計測。ギリギリ4kg切れました。もちろん個人差はあるかと思いますが4kg切ると体感的に軽いと感じる方が多い気がします。
オーナー様にもご満足いただけて一安心です。
ご依頼ありがとうございました!