Dorado Bass 5st 製作③

オーダーのDorado Bass、着色〜組み込みまでご紹介。

今まで何本かオーダー頂いているこちらのモデルですが、初めて色を乗せました。(今までは木目を生かしたナチュラル仕上げが多かったです)

全体の塗装もボディとヘッドはグロス仕上げ、ネックとメイプル指板はサテン仕上げなので(作り手にしか分からない部分ですが)なかなかの難易度でした…!
とても勉強になりました!

着色後クリアを吹き、数日乾燥させた状態です。今回はウレタン仕上げで、吹き付けた次の日に作業することができるのですが、ウレタンも吹き付け後の『やせ』が出るので何日か乾燥させた方がきれいな仕上がりが持続します。
照明の写り込みの像が歪んでますね。
これを水研→バフと行い美しく仕上げていきます。

 

事前にカラーサンプルを作りオーナー様と相談しつつ色を決めていきました。

 

ヘッド裏、グリップはサテン仕上げです。

 

塗装工程が終わるとフレット擦り合わせへと作業を進めていきます。

 

 

メイプル指板で指板面、グリップ共にサテン仕上げ。更にはステンレス製のフレット。この仕様のフレットの処理は恐らく最高難度ではないかと…!

指板サイドに傷を入れないように、且つフレットの根元までしっかりと磨くというのが難しいです。

 

配線はこのような感じです。

全体の調整もしっかりと行い、完成へ…