オーダーのDorado Bass、着色〜組み込みまでご紹介。
今まで何本かオーダー頂いているこちらのモデルですが、初めて色を乗せました。(今までは木目を生かしたナチュラル仕上げが多かったです)
全体の塗装もボディとヘッドはグロス仕上げ、ネックとメイプル指板はサテン仕上げなので(作り手にしか分からない部分ですが)なかなかの難易度でした…!
とても勉強になりました!
着色後クリアを吹き、数日乾燥させた状態です。今回はウレタン仕上げで、吹き付けた次の日に作業することができるのですが、ウレタンも吹き付け後の『やせ』が出るので何日か乾燥させた方がきれいな仕上がりが持続します。
照明の写り込みの像が歪んでますね。
これを水研→バフと行い美しく仕上げていきます。
事前にカラーサンプルを作りオーナー様と相談しつつ色を決めて
ヘッド裏、グリップはサテン仕上げです。
塗装工程が終わるとフレット擦り合わせへと作業を進めて
メイプル指板で指板面、グリップ共にサテン仕上げ。更に
指板サイドに傷を入れないように、且つフレットの根元までしっかりと磨くというのが難しいです。
配線はこのような感じです。
全体の調整もしっかりと行い、完成へ…