Gibson ES-335のトータルセットアップを行いました。
トータルセットアップの内容は
・トラスロッドによるネックの反り調整
・ブリッジ部分での弦高調整
・オクターブ調整
・ピックアップの高さ調整
ギターの調整の基本とも言える4つの作業がセットになっており、工賃もそれぞれ個別に行うよりお得になっております。
楽器の状態に合わせてオプションで様々な作業を追加する事も可能です。
今回はナット溝にバラツキが見られたのでオプションでナット溝の調整を行いました。
こちらの楽器は新品でご購入されて間もないとの事でしたが、調整してかなり感触が変わりました。
工場出荷時は特に大手メーカーは世界中で製品を展開しており出荷先の様々な環境の変化で問題が出ないように、ゆとりのあるセットアップになっている場合がほとんどです。個々の好みに応じたセットアップにするには何かしら手を加える必要があります。
トータルセットアップは当工房で1番人気のメニューとなっております。
楽器を良い状態にする作業がひとまとめになっていて、「何が原因で弾きにくいかわからない」という方にも安心してお任せいただいています。
トラスロッド調整で適正なネックの状態にした後、ナット溝を調整し、弦に対して丁度良い幅、深さに加工し
調整においては作業の順番が非常に重要です。もし弦高が高くてもいきなり「ブリッジのサドルを下げよう!」という場合はあまりありません。
弦高調整はブ
スタッドが飛び出している場合はスタッドの高さも調整します。
ピックアップの高さ調整。ピックアップ本体両サイドのビスで高さを合わせ、ポールピースの高さ調整可能な