Taylorのエレガットのトータルセットアップ

Taylorのエレガットのトータルセットアップを行いました。

前回の投稿のエレキギターのトータルセットアップとは少し内容が異なりますが、これを行えばご希望のセットアップになる内容を組み合わせています。スチール弦のアコースティックギターも同様の内容になります。

・トラスロッドによるネックの反り調整
・ナット溝調整
・サドルの高さ調整
・サドルの範囲内でのオクターブ調整

こちらの4つセットの作業です。
それぞれ個別に行うよりもお得になっております。こちらも楽器の状態やご希望により様々なオプションを追加することも可能です。

エレガットという楽器はセットアップの範囲が広い楽器だなと思います。
今までのご依頼のざっくりとした傾向ですがクラシックギターから入った方は弦高高めのセットアップ、エレキギターから入った方は弦高低めのセットアップがご希望の方が多い気がします。
弦高を変えるだけでも音色やピッチに影響しますので、それぞれの楽器、オーナー様に合うセットアップをぜひ見つけていただきたいと思います。

先ずはトラスロッドの調整です。

続いてナット溝の調整です。
ナットからペグポストに向かうまでの弦の角度がきついのでナット溝の摩擦が強くなります。その為ナット溝の幅、角度をしっかりと調整する必要があります。

ナット上面も磨きました。

サドル底面を削って弦高調整。こちらは微調整に留めました。

ナット幅が狭めのモデルでエレキやスチール弦のフラットトップから持ち替えても違和感のないモデルです。
さすがTaylorともいうべき、安定したセットアップでした。
さらにオーナー様の好みに合わせて作業させていただきました。
ナット溝をオーナー様の弾くタッチでギリギリビビらないところまで下げ、ブリッジサドルはある程度高さを確保し音のハリはキープする。そんなセットアップにしました。