オーダーベース製作③(Dorado Bass Single Cut 5 Strings)

いよいよ完成間近。

塗装工程に進んでいきます。

 

最初のシーラー塗布の工程です。

木目が一気に浮き出てテンションが上がる瞬間です。

導管の太いマホガニー部分に目止めを入れています。

メイプル部分には入れないのでマスキングします。

下地のサンディングシーラー、トップコートを吹き付け木目の細かい凹凸を埋めていきます。

 

この写真はトップコートを吹いて乾燥が済んだところです。照明の映り込みが歪んで見えるのがわかりますでしょうか。

このままですと美しい仕上げになりませんので次の『ウエットサンディング』で更なる平滑面を出していきます。

今回の最終的な仕上げは『艶消し』です。

このウエットサンディングの工程後、艶消しの塗料を1~2回吹き付け完了します。

 

余談ですがこのウエットサンディング後にバフ掛けをすればツヤツヤの『グロスフィニッシュ』になります。

 

艶消し仕上げも、グロスフィニッシュも最後の1工程までは全く一緒です。

ウエットサンディングが完了しました。

先程よりシュッとしてますよね??

ボディも同様にウェットサンディング完了しました。

その後、艶消しの塗装を吹き付け乾燥。

ノブも削り出しで製作、塗装しました。

完成したのがこちら。いつもより写真、大きめです。

パッシブとアクティブでガラッと違うサウンドを、というコンセプトでしたのでピックアップにはKent Armstrong、Aguilar OPB-3の組み合わせです。パッシブ時にはウォームに、アクティブ時にはバキバキのサウンドを出してくれます。

 

その他スペックはこちらをご覧ください。