モズライトのアームの悩み

コピーものも含め数社から発売されているモズライト。(その数社の権利等々については一切触れません。悪しからず)

それらの共通の悩みとしてアーム部分の緩みがあげられると思います。

 

微妙にアーム部分の固定方法に違いはあるものの、可動部分と固定部分は1本のビス(もしくはナット)で固定されているという点では共通だと思われます。

 

これはつまりアーミングの動きを繰り返すと必然的にアームが緩んでしまいます。

しまいにはモズライトの特徴ともいうべき革のワッシャーが潰れてきます。こうなるともうアームはガタガタです。

今回はホールマーク社製のもの。

色々試しましたがこの方法がベストでした。

 

菊ワッシャーとベアリングを組み合わせ

 

ベアリングの内側と外側で違う動きをするという特性を利用し『アームの固定』『アームの回転方向の動き』を互いに干渉することなく、1本のビスの締め付けで実現しています。

違う角度からも。

スプリングも収まるスペースも必要なのでベアリングの内径外径共に、一択でした。

唯一無二のシェイプがかっこいいですね。

 

因みにワッシャーもナイロン、ジュラコン等様々な素材を試しましたが、今のところこれに関しては革が1位です…。