鮭箱を楽器に(道東ツアー再び)

4月末に釧路根室に行ってきました。(もう二ヶ月経つのか…)

 

去年の秋に偶然、札幌でお会いした田家木材の田家会長を訪ねに根室にある工場まで。

 

 

根室の前に前回の道東ツアーでもお世話になった釧路の吉岡製函さんへ再びお邪魔しました。

 

羽田野社長が持っているこのカバンはゲンカンパニー(http://gencompany.net/)村上さん作。社長直々にご注文いただき、無事納品できた模様です。

前回お邪魔した時に頂いた鮭箱で作ったそうです。

※Macbookは付属しません。

前回のツアーで、自分の本職であるギターを持っていくのをすっかり忘れていたので、今回は忘れずに持っていきました。

物作りの話がはずみます。

工場長の岡部さん、「俺も何か魚函で作ってみっかな」と、どうやら大正琴を鮭箱でカスタマイズするようです。

鮭箱楽器部門でライバル出現です!

今回も沢山の箱を頂きました。写真のタコの箱も頂きました。『タコレレ』もご期待ください…!!

そして今回も丸善木材さんにもお邪魔してきました。

鈴木副社長、ウクレリストの中村 智さんも駆けつけていただきました。

完成品をすっかり撮るのを忘れていましたが、こちらの『時知らず』の箱をふんだんに使ったシャケレレJr.も納品してきました。

その日のうちに、根室の田家木材さんへ。

目の前で実演もしていただきました。

田家会長はベーシストなのです。

僕のベースも試奏していただきました。

次の日の朝、せっかくなので(!?)納沙布岬まで。

ここです。

帰りは季節外れの雪でしたが、無事帰れました。

 

今回の旅で改めて感じたのは鮭箱も北海道の漁業を語るうえで欠かすことのできない、一つの文化なのではないかということ。

それを知ることは僕らの物作りにアイディアを与えてくれます。

そして何より、自分たちから会いに行くことで出会える方々に、次に向かうためのヒントをいつも貰っている気がします。

 

東京編に続く。